移住体験ツアーの実施

地場産業や観光資源、分譲地や空き家など、移住希望者にアピールしたい内容はどの地域でもある一方で、移住希望者が自ら訪れても、土地勘がないだけに回りきれないことが多いのではないでしょうか。

そこで実施されているのが、生活施設の視察や産業体験など、複数の体験プログラムを組み合わせた移住体験ツアーです。移動手段すらわからない移住希望者にとって、移住体験ツアーの存在は、サポート体制の充実ぶりを知る良い機会でもあります。

ただし、移住体験ツアーは少しずつ移住体験住宅にシフトしています。もちろん、移住体験住宅と並行して移住体験ツアーを実施している自治体もあるのですが、リアルな生活体験としては、移住体験住宅のほうが優れているからです。

したがって、紹介している移住体験ツアーが、将来も続くとは限らないことに注意してください。開催日程については、自治体へ直接問い合わせることをおすすめします。

支援制度の仕組み

移住体験ツアーは、宿泊施設・移動用車両・スタッフの手配、体験プログラムの実施に伴う日程調整など、実施する側にとってコストが高いので、宿泊付きのツアーを年中募集している自治体はまれです。

そして、募集人数も1名~10名程度の小規模なケースが多く、年に1回の数日しか開催しない自治体も珍しくありません。ですから、過去の実施時期を確認した上で、募集状況をチェックするしかないでしょう。

移住体験ツアーの流れとしては、同行スタッフの案内を受けながら視察等の体験プログラムに参加し、地元住民との交流会も開かれるパターンが多いです。

また、農業・漁業・工芸・食品加工など、特定産業に特化した移住体験ツアーも企画されています。該当分野に興味がある人は、移住後の生活をイメージできるチャンスなので、積極的に参加してみるべきでしょう。

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