紀伊半島の南部から西部に広がる和歌山県では、平成22年~27年において人口の増えた自治体が、全30市町村のうち3自治体しかありません。つまり、ほとんどの自治体で人口を減らしており、県全体でも-3.9%と全国で5番目に高い人口減少率です。
人口減少の理由は、生活利便性に優れ勤務先が豊富な、大阪圏への人口流出が大きいです。この傾向は、和歌山県に限ったものではないですが、利便性で極端な差がある両府県だけに、一方的な人口移動となりやすいのでしょう。
しかし、自然が多い和歌山県は観光資源に恵まれており、熊野三山や高野山、海水浴、温泉、テーマパーク、マリンスポーツにホエールウォッチングなど楽しみが多いです。本州最南端(離島を除く)に位置するため、非常に温暖なのも評価できます。
また、和歌山県は南紀白浜空港を持ちますが、羽田便しか就航しておらず、なおかつ人口の多い県北部から利用しにくいこともあって、関西国際空港が良く利用されます。それでも、過疎地域が東京への空路を持っている点では、他県よりも優位です。
和歌山県の主要な町
和歌山市(わかやまし)
鉄道網が集積し、中心市として県人口の約38%が暮らす和歌山市は、徳川8代将軍吉宗を生み出した、紀州徳川家の和歌山城が市のシンボルです。ところが、県庁所在地にありながら、国勢調査ごとに人口を減らす寂しい状況から抜け出せません。
和歌山市では市民の声を市政に反映させるため、市民ならびに市への通勤者・通学者を対象に、インターネットアンケートを実施しています。アンケート結果には、和歌山市の実状が良く反映されていますので、移住前に目を通しておきましょう。
人口 | 364,154人(平成22年~27年増減率:-1.7%) |
地価水準(住宅地) | 63,494円/㎡(平成27年~28年変動率:-1.2%) |
主要交通など | 和歌山駅、和歌山市駅、南紀白浜空港まで車で約1時間半、和歌山港 |
小児医療費助成 | 通院:中学生まで、入院:中学生まで |
家賃相場 | 5.3万円(1LDK/2K/2DK) |
介護保険料基準額 | 6,600円/月 |
病院数 | 39ヶ所 |
1万人あたり病床数 | 159.0床 |
保育所数 | 54ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | 19ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 41.0ヶ所 |
気候 | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温 | 6.0℃ | 14.9℃ | 27.0℃ | 18.8℃ |
平年降水量 | 44.4mm | 100.3mm | 144.9mm | 121.5mm |
田辺市(たなべし)
紀南地方の中心市、紀伊半島の西岸から内陸に広い市域を持つのが田辺市です。熊野三山の1つ熊野本宮大社があり、田辺市は熊野古道の分岐点でもあるため、参拝者が後を絶たない地域ですが、近頃は活気が衰えてきました。
ただ、市街地のある沿岸部は、特急停車駅、空港まで約30分、阪和自動車道の南紀田辺ICと、外部アクセスに必要な交通網が揃っており、これからの市政に期待したいところでしょう。気候データは内陸部の観測値で、沿岸部はかなり温暖です。
人口 | 74,770人(平成22年~27年増減率:-5.5%) |
地価水準(住宅地) | 34,310円/㎡(平成27年~28年変動率:-0.4%) |
主要交通など | 紀伊田辺駅(和歌山駅まで約1時間10分)、南紀白浜空港まで車で約30分 |
小児医療費助成 | 通院:中学生まで、入院:中学生まで |
家賃相場 | 5.2万円(1LDK/2K/2DK) |
介護保険料基準額 | 6,030円/月 |
病院数 | 5ヶ所 |
1万人あたり病床数 | 150.5床 |
保育所数 | 17ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | 6ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 87.5ヶ所 |
気候 | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温 | 3.8℃ | 13.1℃ | 24.8℃ | 16.6℃ |
平年降水量 | 91.0mm | 191.5mm | 352.8mm | 171.2mm |
橋本市(はしもとし)
和歌山県内で大阪方面への鉄道路線があるのは、和歌山市と橋本市だけです。そして、南海高野線の急行を使えば、大阪市難波まで1時間足らずで行くことができる利便性から、橋本市は大阪への通勤圏内に入ります。
中心部の近くには、プール・テニスコート・グラウンド・体育館を揃えた運動公園もあって子育て環境は良好です。大阪府南部・奈良県南部の自治体には新興住宅地も多いので、橋本市とそれらの地域との比較になるのではないでしょうか。
人口 | 63,621人(平成22年~27年増減率:-4.1%) |
地価水準(住宅地) | 32,069円/㎡(平成27年~28年変動率:-2.3%) |
主要交通など | 橋本駅(和歌山駅まで約1時間)、南紀白浜空港まで車で約1時間50分 |
小児医療費助成 | 通院:中学生まで、入院:中学生まで |
家賃相場 | 4.7万円(1LDK/2K/2DK) |
介護保険料基準額 | 6,368円/月 |
病院数 | 4ヶ所 |
1万人あたり病床数 | 103.3床 |
保育所数 | 10ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | 4ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 38.7ヶ所 |
気候(かつらぎ) | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温 | 3.7℃ | 13.1℃ | 25.4℃ | 16.3℃ |
平年降水量 | 56.4mm | 102.1mm | 157.3mm | 119.4mm |
紀の川市(きのかわし)
農業(特に果樹栽培)が盛んな紀の川市は、平成17年に5町合併で生まれた新しい市です。大部分の市民には、紀ノ川沿いを走る和歌山線が足となりますが、南西部(旧貴志川町)からも、和歌山電鉄貴志川線で和歌山駅まで行くことができます。
また、京奈和自動車道の紀の川ICから、阪和自動車道の上之郷ICを結ぶ連絡道路が構想されており、開通すれば紀の川市から関西国際空港、ならびに大阪方面へのアクセスが改善します。空港利用が多い人は、今後の道路整備に期待して移住しましょう。
人口 | 62,616人(平成22年~27年増減率:-4.9%) |
地価水準(住宅地) | 22,184円/㎡(平成27年~28年変動率:-2.4%) |
主要交通など | 粉河駅(和歌山駅まで約30分)、南紀白浜空港まで車で約1時間半 |
小児医療費助成 | 通院:中学生まで、入院:中学生まで |
家賃相場 | 4.5万円(1LDK/2K/2DK) |
介護保険料基準額 | 5,917円/月 |
病院数 | 4ヶ所 |
1万人あたり病床数 | 98.3床 |
保育所数 | 15ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | 8ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 26.3ヶ所 |
気候(かつらぎ) | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温 | 3.7℃ | 13.1℃ | 25.4℃ | 16.3℃ |
平年降水量 | 56.4mm | 102.1mm | 157.3mm | 119.4mm |
岩出市(いわでし)
人口上位5市で唯一人口を増やした岩出市は、民間調査の住みよさランキングで和歌山県内2位に入る評価です。それはともかく、和歌山市と関西国際空港に近いベッドタウンとして、岩出市は著しい発展を遂げました。
国道24号線(和歌山バイパス)沿いには多数の商業施設が立地することから、生活利便性を求めて県内から岩出市に移り住む人が多く、隣接する大阪府泉南市までバスが出ていることもあり、泉南市経由(阪和線・南海本線)で大阪方面への通勤も可能です。
人口 | 53,452人(平成22年~27年増減率:+1.1%) |
地価水準(住宅地) | 37,813円/㎡(平成27年~28年変動率:-1.0%) |
主要交通など | 岩出駅(和歌山駅まで約20分)、南紀白浜空港まで車で約1時間半 |
小児医療費助成 | 通院:中学生まで、入院:中学生まで |
家賃相場 | 4.8万円(1LDK/2K/2DK) |
介護保険料基準額 | 5,233円/月 |
病院数 | 4ヶ所 |
1万人あたり病床数 | 106.3床 |
保育所数 | 8ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | 2ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 33.6ヶ所 |
気候(和歌山) | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温 | 6.0℃ | 14.9℃ | 27.0℃ | 18.8℃ |
平年降水量 | 44.4mm | 100.3mm | 144.9mm | 121.5mm |
和歌山県で注目の町
日高郡日高町(ひだかちょう)
和歌山県中部の日高地方では、中心市の御坊市を含め、日高町を除いた全自治体が人口を減らしています。要するに、日高地方の人口増減だけ見ると、日高町が1人勝ちとなっており、周辺市町から日高町へ人口が流れている状況です。
特に、出生率の高い子育て世代に転入者が多く、町の分析では、市街地が高台で津波被害の懸念が小さいことを理由としていますが、隣接する御坊市の中心街に近いことや、高校生までの小児医療費助成に、いち早く取り組んだ町政への評価も大きいでしょう。
人口 | 7,641人(平成22年~27年増減率:+2.8%) |
地価水準(住宅地) | 20,533円/㎡(平成27年~28年変動率:-2.2%) |
主要交通など | 紀伊内原駅(和歌山駅まで約1時間)、南紀白浜空港まで車で約1時間 |
小児医療費助成 | 通院:高校生まで、入院:高校生まで |
介護保険料基準額 | 5,420円/月 |
病院数 | - |
1万人あたり病床数 | - |
保育所数 | 3ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | 1ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 17.7ヶ所 |
気候(川辺) | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温 | 6.0℃ | 14.3℃ | 25.7℃ | 18.5℃ |
平年降水量 | 70.5mm | 122.1mm | 225.9mm | 190.0mm |
西牟婁郡上富田町(かみとんだちょう)
人口第2位の田辺市と、空港を持つリゾート地の白浜町に囲まれているのが上富田町です。普通に考えて人口は減りそうなものですが、上富田町は国勢調査ごとに人口を増やし続け、現在まで人口減少に陥ったことがありません。
特急駅もない上富田町は、積極的な企業誘致と住宅整備の他、本格的なスポーツ施設の整備、官民が一体となった町づくりで成功してきました。ただ、通院の医療費が就学前までしか助成されず、この水準は全国的にも低いです。
人口 | 14,989人(平成22年~27年増減率:+1.2%) |
地価水準(住宅地) | 30,220円/㎡(平成27年~28年変動率:-0.5%) |
主要交通など | 朝来駅(和歌山駅まで約1時間45分)、南紀白浜空港まで車で約20分 |
小児医療費助成 | 通院:就学前まで、入院:中学生まで |
介護保険料基準額 | 6,375円/月 |
病院数 | 1ヶ所 |
1万人あたり病床数 | 41.2床 |
保育所数 | 3ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | 1ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 39.3ヶ所 |
気候(南紀白浜) | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温(2016年) | 8.6℃ | 16.7℃ | 26.4℃ | 21.2℃ |
平年降水量(2016年) | 85.0mm | 184.0mm | 199.5mm | 195.0mm |
新宮市(しんぐうし)
紀伊半島の南東部では中心となるのが新宮市です。熊野三山の熊野速玉大社があること、特急停車駅があることから、近畿地方・東海地方の両方から観光客が訪れます。人口の少ない市ですが商業施設は充実しており、人口あたりの飲食店数も多いです。
日常生活に不便しない点は良いとしても、大阪市や名古屋市はもちろん、和歌山市や津市へ出るのも相当な時間がかかるので、それなりの覚悟で移住するべき地域でしょう。さらに、紀伊半島の東岸は、全国でも有数の多雨地帯です。
人口 | 29,331人(平成22年~27年増減率:-6.9%) |
地価水準(住宅地) | 34,532円/㎡(平成27年~28年変動率:-2.5%) |
主要交通など | 新宮駅(和歌山駅まで約3時間)、南紀白浜空港まで車で約1時間50分 |
小児医療費助成 | 通院:中学生まで、入院:中学生まで |
介護保険料基準額 | 6,440円/月 |
病院数 | 3ヶ所 |
1万人あたり病床数 | 179.1床 |
保育所数 | 10ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | 3ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 119.6ヶ所 |
気候 | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温 | 7.2℃ | 15.4℃ | 25.9℃ | 19.4℃ |
平年降水量 | 107.8mm | 285.4mm | 353.1mm | 306.3mm |
西牟婁郡白浜町(しらはまちょう)
和歌山県で唯一の空港、南紀白浜空港がある白浜町は、温暖な気候のリゾート温泉地として全国的に知られています。他にも、ジャイアントパンダのいる動物園、水族館に遊園地まである複合施設のアドベンチャーワールドも有名です。
観光地であることが幸いして、鉄道・高速道路・空港と交通インフラは整っており、町内では不足する買い物も、近隣の田辺市に行けば大抵の生活物資は揃います。ただ、観光客が多い地域は、交通渋滞やモラル低下が起きやすく評価は分かれるところです。
人口 | 21,533人(平成22年~27年増減率:-5.1%) |
地価水準(住宅地) | 25,344円/㎡(平成27年~28年変動率:-1.5%) |
主要交通など | 白浜駅(和歌山駅まで約1時間半)、南紀白浜空港 |
小児医療費助成 | 通院:中学生まで、入院:中学生まで |
介護保険料基準額 | 5,975円/月 |
病院数 | 2ヶ所 |
1万人あたり病床数 | 205.2床 |
保育所数 | 6ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | 4ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 75.7ヶ所 |
気候(南紀白浜) | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温(2016年) | 8.6℃ | 16.7℃ | 26.4℃ | 21.2℃ |
平年降水量(2016年) | 85.0mm | 184.0mm | 199.5mm | 195.0mm |
東牟婁郡北山村(きたやまむら)
北山村は、和歌山県にありながら和歌山県と接しておらず、飛び地にある珍しい自治体です。典型的な過疎の山村で、離島を除く本州の自治体では最も人口の少ない村ですが、合併せずに単独での存立を選んだ気概があります。
村で収穫される「じゃばら(柑橘類の一種)」が、花粉症に効くと広まり、今では財政を支える基幹産業に成長しました。人口の少なさから、相互扶助の生活を余儀なくされ、人付き合いが苦手な人には不向きです。ちなみに、村内は光ケーブルが完備されています。
人口 | 446人(平成22年~27年増減率:-8.2%) |
地価水準(住宅地) | 7,267円/㎡(平成27年~28年変動率:-1.8%) |
主要交通など | 和歌山市まで車で約3時間、南紀白浜空港まで車で約2時間 |
小児医療費助成 | 通院:高校生まで、入院:高校生まで |
介護保険料基準額 | 4,400円/月 |
病院数 | - |
1万人あたり病床数 | - |
保育所数 | 1ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | - |
1万人あたり飲食店 | 43.5ヶ所 |
気候(上北山) | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温 | 2.7℃ | 11.8℃ | 23.6℃ | 15.0℃ |
平年降水量 | 76.6mm | 174.4mm | 382.9mm | 215.3mm |
和歌山県で支援制度が充実している町
伊都郡かつらぎ町(かつらぎちょう)
紀ノ川沿いのかつらぎ町では、町内で開業する人を対象に、開業資金の補助をしています。補助上限の500万円も高額ですが、補助率が3/4と高いのも評価でき、少ない自己資金で開業できるのは大きなメリットです。
紹介している公式HPは平成29年度の案内となり、募集は6月30日に締め切っています。ただし、この手の支援制度は毎年予算が組まれて募集するはずなので、平成30年度以降は役所に問い合わせるか、HPの更新を待ちましょう。
人口 | 16,992人(平成22年~27年増減率:-6.8%) |
地価水準(住宅地) | 25,168円/㎡(平成27年~28年変動率:-2.3%) |
主要交通など | 笠田駅(和歌山駅まで約50分)、南紀白浜空港まで車で約1時間40分 |
注目の支援制度 | 補助率・上限金額の高い起業支援金 ・20歳以上50歳未満 ・補助率3/4、上限500万円 ・法人の場合は町内に登記されていること |
支援制度の公式HP | かつらぎ町起業支援事業補助金 |
小児医療費助成 | 通院:中学生まで、入院:中学生まで |
介護保険料基準額 | 6,700円/月 |
病院数 | 1ヶ所 |
1万人あたり病床数 | 58.6床 |
保育所数 | 7ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | 2ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 35.5ヶ所 |
気候 | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温 | 3.7℃ | 13.1℃ | 25.4℃ | 16.3℃ |
平年降水量 | 56.4mm | 102.1mm | 157.3mm | 119.4mm |
海草郡紀美野町(きみのちょう)
紀美野町には、今では少なくなった太陽光発電への補助制度が残っています。和歌山市の南東、海南市の東に位置し、鉄道がないので車を必要としますが、西部なら両市と近いため、他と孤立した生活というほどではありません。
とはいえ、内陸で田舎暮らしになることは明らかですし、周辺の自治体のほうが利便性は高いです。移住の決断が難しければ、町と協働で移住サポートを行うNPO法人「きみの定住を支援する会」に相談してみましょう。
人口 | 9,206人(平成22年~27年増減率:-11.4%) |
地価水準(住宅地) | 12,282円/㎡(平成27年~28年変動率:-2.0%) |
主要交通など | 和歌山市まで車で約45分、南紀白浜空港まで車で約1時間半 |
注目の支援制度 | 住宅取得と太陽光発電の補助 ・50歳未満の住宅取得:50万円+土地購入で50万円 ・太陽光発電設備の設置:25,000円/kWで上限125,000円(5kW) |
支援制度の公式HP | 紀美野町定住促進補助金のご案内 住宅用太陽光発電設備設置補助事業のご案内 |
小児医療費助成 | 通院:高校生まで、入院:高校生まで |
介護保険料基準額 | 6,860円/月 |
病院数 | 1ヶ所 |
1万人あたり病床数 | 319.8床 |
保育所数 | 2ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | 2ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 29.2ヶ所 |
気候 | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温 | 6.0℃ | 14.9℃ | 27.0℃ | 18.8℃ |
平年降水量 | 44.4mm | 100.3mm | 144.9mm | 121.5mm |
東牟婁郡那智勝浦町(なちかつうらちょう)
「那智の滝」や「熊野那智大社」といった名所目当てに、多くの観光客が訪れる那智勝浦町。隣接する新宮市とセットで、熊野観光の重要地点なのは間違いなく、宿泊施設や飲食店も人口規模を考えれば多いです。
日本有数のパワースポットだけに、住んでいるだけで御利益がありそうな那智勝浦町では、移住体験住宅と定住促進住宅を用意しています。特に、定住促進住宅は月額1万5千円と安価で、公式HPによると色川地区の約45%が移住者というのも心強いでしょう。
人口 | 15,682人(平成22年~27年増減率:-8.2%) |
地価水準(住宅地) | 24,150円/㎡(平成27年~28年変動率:-3.2%) |
主要交通など | 紀伊勝浦駅(和歌山駅まで約3時間)、南紀白浜空港まで車で約1時間40分 |
注目の支援制度 | 移住体験住宅と定住促進住宅 【移住体験住宅】 ・研修室、調理室などを兼ね備えた研修施設 ・家族用20,000円/月、単身用1,500円/日または15,000円/月 【定住促進住宅】 ・平屋建て49.74㎡~69.02㎡ ・使用料15,000円/月 |
支援制度の公式HP | 籠ふるさと塾 |
小児医療費助成 | 通院:中学生まで、入院:中学生まで |
介護保険料基準額 | 5,786円/月 |
病院数 | 2ヶ所 |
1万人あたり病床数 | 152.4床 |
保育所数 | 6ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | 1ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 105.1ヶ所 |
気候(新宮) | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温 | 7.2℃ | 15.4℃ | 25.9℃ | 19.4℃ |
平年降水量 | 107.8mm | 285.4mm | 353.1mm | 306.3mm |