宮城県は西部に奥羽山脈が控え、北東部は岩手県から続く北上山地が途切れる付近のため、低地が少なく複雑な地形のリアス式海岸となっていますが、中東部から南東部にかけては平野が広がっており、伊達家仙台藩によって発展してきた地域です。
震災では平野の多さが災いして、津波が沿岸部深くまで達し、甚大な被害をもたらしました。沿岸部を含む自治体の多くで震災以降の人口減少が激しく、内陸部への人口移動が進んでいる点は、同じく震災被害を受けた岩手県と同じ傾向です。
人口の半分弱が仙台市に集中しており、周辺市町村を含む仙台都市圏に、人口のほぼ2/3が住んでいます。したがって、移住後に都市的な生活を望むのであれば、仙台市ならびに周辺市町村が候補になるでしょう。
東北の太平洋岸にある県は、総じて夏が冷涼、冬は雪が少ない(山地を除く)気候ですが、宮城県も雪が多いのは一部の地域だけです。
宮城県の主要な町
仙台市(せんだいし)
東北最大であり、「杜(もり)の都」と呼ばれる100万都市の仙台市。都市機能が発達した現代でも、緑を失わずにいるのが杜の都たるゆえんです。人口の集中する東部は、雪が少なくとても住みやすい気候なので、東北のイメージが変わるかもしれません。
商業・医療・教育の集積、地下鉄が整備され、東京まで新幹線で1時間半となれば、人が集まるのも納得でしょう。中心街が含まれる青葉区と、その南北にある太白区・泉区は、市街地から山地まで含み、地価・家賃相場とも幅が大きいことに注意してください。
人口 | 1,082,159人(平成22年~27年増減率:+3.5 %) |
地価水準(住宅地) | 77,579円/㎡(平成27年~28年変動率:+3.5%) |
主要交通など | 仙台駅(仙台空港駅まで約25分)、仙台空港まで車で約40分 |
小児医療費助成 | 通院:小学3年生まで、入院:中学生まで |
家賃相場 | 6.4万円(1LDK/2K/2DK) |
介護保険料基準額 | 5,493円/月 |
病院数 | 60ヶ所 |
1万人あたり病床数 | 120.3床 |
保育所数 | 151ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | 44ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 50.7ヶ所 |
気候 | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温 | 1.6℃ | 10.3℃ | 22.2℃ | 15.2℃ |
平年降水量 | 37.0mm | 97.6mm | 179.4mm | 122.0mm |
石巻市(いしのまきし)
石巻市には南の石巻湾にそそぐ旧北上川、東の追波湾にそそぐ新北上川があります。旧北上川流域と西側は平地、旧北上川の東側は山地を超えてリアス式海岸へと続きます。主な市街地は、南西部の旧北上川河口付近で、震災により大きな被害を受けました。
鉄道路線のある南西部に対して、東部の平地は新北上川流域などの一部しかなく利便性は劣ります。なお、以前の追波川に該当する新北上川の下流部は、サクラマスのメジャーポイントで、飯野川橋近辺に全国からアングラーが訪れる激戦区です。
人口 | 147,214人(平成22年~27年増減率:-8.5 %) |
地価水準(住宅地) | 28,674円/㎡(平成27年~28年変動率:+0.5%) |
主要交通など | 石巻駅(仙台駅まで約1時間半、仙台空港駅まで約2時間) |
小児医療費助成 | 通院:中学生まで、入院:中学生まで |
家賃相場 | 5.4万円(1LDK/2K/2DK) |
介護保険料基準額 | 5,200円/月 |
病院数 | 7ヶ所 |
1万人あたり病床数 | 97.2床 |
保育所数 | 31ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | 14ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 28.8ヶ所 |
気候 | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温 | 0.7℃ | 9.4℃ | 21.4℃ | 14.5℃ |
平年降水量 | 34.9mm | 93.2mm | 148.2mm | 119.2mm |
大崎市(おおさきし)
宮城県の北西部、岩手県から仙台・東京方面に向かうと、新幹線や高速道路で通過するのが大崎市です。歴史的には周辺の中心市だった古川市と、周辺6町で合併した経緯を持ち、近年の人口減少でも、旧古川市だけは人口が増加しています。
西部は山地で標高が高く、東部は海岸まで達しませんが、比較的海に近いところまで東西に細長い大崎市は、東部と西部で気候が大きく変わります。西端の旧鳴子町(温泉やこけしが有名)は、宮城県で唯一、特別豪雪地帯に指定されるほど雪深い地域です。
人口 | 133,391人(平成22年~27年増減率:-1.3 %) |
地価水準(住宅地) | 19,316円/㎡(平成27年~28年変動率:-1.5%) |
主要交通など | 古川駅(仙台駅まで約15分)、仙台空港まで車で約1時間 |
小児医療費助成 | 通院:中学生まで、入院:中学生まで |
家賃相場 | 4.8万円(1LDK/2K/2DK) |
介護保険料基準額 | 5,865円/月 |
病院数 | 15ヶ所 |
1万人あたり病床数 | 133.8床 |
保育所数 | 32ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | 5ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 44.5ヶ所 |
気候 | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温 | -0.1℃ | 9.4℃ | 22.0℃ | 13.6℃ |
平年降水量 | 41.9mm | 95.3mm | 164.9mm | 112.8mm |
登米市(とめし)
登米市の長沼ボート場と言えば、オリンピック会場騒動で話題になったこともあるので、記憶にある人も多いのではないでしょうか。隣接する栗原市と共に、岩手県と接する宮城県北東部にあり、水の里と呼ばれるほど水源が豊富で米作りが盛んです。
鉄道が中心部(市役所のある佐沼地区)を通っていないので交通は若干不便しますが、中心部には3日~10日無料で借りられる移住体験住宅がありますので、移住の前に生活体験してみましょう。全体的に地価が安いのも注目です。
人口 | 81,959人(平成22年~27年増減率:-2.4 %) |
地価水準(住宅地) | 11,335円/㎡(平成27年~28年変動率:-0.4%) |
主要交通など | 新田駅、仙台市まで車で約1時間20分 |
小児医療費助成 | 通院:中学生まで、入院:中学生まで |
家賃相場 | 5.2万円(1LDK/2K/2DK) |
介護保険料基準額 | 5,988円/月 |
病院数 | 6ヶ所 |
1万人あたり病床数 | 97.6床 |
保育所数 | 19ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | 7ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 42.4ヶ所 |
気候 | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温 | -0.4℃ | 9.2℃ | 21.8℃ | 13.5℃ |
平年降水量 | 31.2mm | 86.9mm | 157.1mm | 112.9mm |
名取市(なとりし)
仙台市の南東部に隣接する名取市は、仙台市の急速な人口増加を受け、ベッドタウンとして機能している点に加え、仙台空港と結ぶ仙台空港アクセス線の開通で沿線の開発が進み、ほぼ市内全域で住宅地の地価上昇が起こっています。
特に中心部の増田地区、仙台空港アクセス線沿線の杜せきのした地区・美田園地区、ニュータウンの愛の杜地区は、人口増加と地価上昇が著しいです。市街地から少し離れると田園風景が広がる地域で、人口集中地区は市内の1割ほどしかありません。
人口 | 76,668人(平成22年~27年増減率:+4.8 %) |
地価水準(住宅地) | 49,105円/㎡(平成27年~28年変動率:+2.8%) |
主要交通など | 名取駅(仙台駅まで約15分)、仙台空港 |
小児医療費助成 | 通院:小学生まで、入院:中学生まで |
家賃相場 | 5.9万円(1LDK/2K/2DK) |
介護保険料基準額 | 5,486円/月 |
病院数 | 4ヶ所 |
1万人あたり病床数 | 107.4床 |
保育所数 | 9ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | 3ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 27.2ヶ所 |
気候 | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温 | 1.8℃ | 9.8℃ | 21.9℃ | 15.3℃ |
平年降水量 | 32.3mm | 90.8mm | 178.8mm | 161.9mm |
宮城県で注目の町
黒川郡大和町(たいわちょう)
仙台市の北に接し、通勤圏でもある大和町は、平成に入って人口増加の一途をたどり、平成22年~27年に13.5%増と大きな伸びを見せています(人口集中地区は倍増)。震災以降は内陸部に人が集まる宮城県ですが、大和町の場合は他にも理由があります。
地区整備計画で、住環境の整った吉岡南地区、南富吉(杜の丘)地区に人が集まり、近隣工業団地への企業立地も加わって住宅需要が拡大しました。ただし、鉄道がないので交通は自動車が前提であることに注意してください。
人口 | 28,244人(平成22年~27年増減率:+13.5 %) |
地価水準(住宅地) | 50,331円/㎡(平成27年~28年変動率:+3.6%) |
主要交通など | 仙台市まで車で約40分、仙台空港まで車で約50分 |
小児医療費助成 | 通院:高校生まで、入院:高校生まで |
家賃相場 | 5.2万円(1LDK/2K/2DK) |
介護保険料基準額 | 5,840円/月 |
病院数 | 1ヶ所 |
1万人あたり病床数 | 60.1床 |
保育所数 | 4ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | 3ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 37.1ヶ所 |
気候(大衡) | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温 | 0.0℃ | 9.3℃ | 21.6℃ | 13.3℃ |
平年降水量 | 54.8mm | 97.7mm | 182.7mm | 118.7mm |
富谷市(とみやし)
従来から仙台市のベッドタウンとして住宅需要が高く、平成28年に単独で市へ移行した富谷市。仙台市泉区の市街地が富谷市南部まで繋がり、仙台市営地下鉄の泉中央駅までバス路線があるなど、生活の利便性はとても高いです。
新興住宅地として発展してきた経緯から、住宅地は整備されて集積しているので、農地・工業団地・山地など土地の用途が明確に分かれています。面積は小さい富谷市ですが、丘陵部にゴルフ場が3つあり、いずれも市街地から簡単に行くことができます。
人口 | 51,591人(平成22年~27年増減率:+9.7 %) |
地価水準(住宅地) | 36,473円/㎡(平成27年~28年変動率:+4.1%) |
主要交通など | 仙台市まで車で約40分、仙台空港まで車で約50分 |
小児医療費助成 | 通院:高校生まで、入院:高校生まで |
家賃相場 | 5.7万円(1LDK/2K/2DK) |
介護保険料基準額 | 5,590円/月 |
病院数 | 3ヶ所 |
1万人あたり病床数 | 70.6床 |
保育所数 | 7ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | 2ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 19.9ヶ所 |
気候(大衡) | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温 | 0.0℃ | 9.3℃ | 21.6℃ | 13.3℃ |
平年降水量 | 54.8mm | 97.7mm | 182.7mm | 118.7mm |
黒川郡大衡村(おおひらむら)
大和町、富谷市と同じく、仙台市の急速な人口増加の受け皿となっている大衡村ですが、一般にイメージさせる人寂しい村と異なり、財政状況は宮城県の中でも上位です(大和町、富谷市も同様にトップクラス)。
その理由は、この地域一帯に工業団地が形成され、多くの企業が参入しているからで、大衡村はトヨタグループにおける東北の拠点にもなっています。小学校が目の前にある住宅団地「ときわ台南」が、平成29年11月に完成予定です。
人口 | 5,703人(平成22年~27年増減率:+6.9 %) |
地価水準(住宅地) | 13,650円/㎡(平成27年~28年変動率:-1.1%) |
主要交通など | 仙台市まで車で約50分、仙台空港まで車で約1時間 |
小児医療費助成 | 通院:高校生まで、入院:高校生まで |
家賃相場 | 4.5万円(1LDK/2K/2DK) |
介護保険料基準額 | 5,800円/月 |
病院数 | - |
1万人あたり病床数 | - |
保育所数 | - |
介護老人福祉施設数 | 2ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 18.8ヶ所 |
気候 | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温 | 0.0℃ | 9.3℃ | 21.6℃ | 13.3℃ |
平年降水量 | 54.8mm | 97.7mm | 182.7mm | 118.7mm |
柴田郡大河原町(おおがわらまち)
仙南地域(宮城県南部の2市7町)は、全体的に人口を減らしている中、人口を増やしているのが大河原町です(他には柴田町)。面積がとても小さい大河原町ですが、地理的・商業的に仙南地域の中心で、省庁の出先機関も集まっています。
つまり、隣接する白石市・角田市の両市よりも大河原町の存在は大きく、仙南地域の中心地として人を呼び寄せているのです。ちなみに、大河原町には仙台みやげとして全国的に有名な「萩の月」の工場があり、直売所ではアウトレット品が安く手に入ります。
人口 | 23,798人(平成22年~27年増減率:+1.1%) |
地価水準(住宅地) | 30,200円/㎡(平成27年~28年変動率:+1.6%) |
主要交通など | 大河原駅(仙台駅まで約40分、仙台空港駅まで約40分) |
小児医療費助成 | 通院:高校生まで、入院:高校生まで |
家賃相場 | 4.9万円(1LDK/2K/2DK) |
介護保険料基準額 | 4,100円/月 |
病院数 | 1ヶ所 |
1万人あたり病床数 | 130.8床 |
保育所数 | 4ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | 2ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 51.9ヶ所 |
気候(白石) | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温 | 1.1℃ | 10.2℃ | 22.0℃ | 14.1℃ |
平年降水量 | 43.1mm | 97.3mm | 178.5mm | 122.5mm |
宮城郡松島町(まつしままち)
日本三景の1つ「松島」で有名な松島町は、牡蠣の産地としても有名で、松島海浜公園付近には、新鮮な牡蠣が食べられる多くの飲食店が軒を連ねます。冬には「かき祭り」が開かれるので、下見は是非とも冬に行きたいですね。
震災で隣の東松島市が多くの犠牲者を出したのに対し、松島町の犠牲者は僅かで、これは多数の島が存在する松島湾が、津波の勢いを阻んだからだと考えられています。普段は風光明媚な景勝地の松島が、結果的に町民を救う形となりました。
人口 | 14,421人(平成22年~27年増減率:-4.4 %) |
地価水準(住宅地) | 20,122円/㎡(平成27年~28年変動率:-0.7%) |
主要交通など | 松島駅(仙台駅まで約25分、仙台空港駅まで約1時間) |
小児医療費助成 | 通院:高校生まで、入院:高校生まで |
家賃相場 | 4.9万円(1LDK/2K/2DK) |
介護保険料基準額 | 5,080円/月 |
病院数 | 1ヶ所 |
1万人あたり病床数 | 66.7床 |
保育所数 | 3ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | 1ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 45.1ヶ所 |
気候(塩釜) | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温 | 0.6℃ | 9.3℃ | 21.2℃ | 14.3℃ |
平年降水量 | 33.7mm | 99.4mm | 169.9mm | 121.6mm |
宮城県で支援制度が充実している町
栗原市(くりはらし)
岩手県一関市と接し、西は秋田県とも接する栗原市は、昭和中期に10万人を超えていた人口が、今や7万人程度まで減少してしまいました。以前から過疎化対策を講じていますが、人口増加の兆しは見えていません。
栗原市の移住体験住宅は、最長で10日間と短期間とはいえ無料ですし、生活に困らないレベルで備え付け品が充実しています。市街地での生活ではないですが、お試し移住としては十分でしょう。小児医療費助成が高校生までなのも要チェックです。
人口 | 69,906人(平成22年~27年増減率:-6.7 %) |
地価水準(住宅地) | 11,297円/㎡(平成27年~28年変動率:-1.9%) |
主要交通など | くりこま高原駅(仙台駅まで約30分、仙台空港駅まで約1時間) |
注目の支援制度 | 無料の移住体験住宅 ・栗原市への移住を検討しているまたは移住の相談をしていること ・空き家情報登録制度の利用登録者であること ・未成年のみではないこと ・利用期間は3日間~10日間 ・2棟2戸(3LDKと6DK) ・電化製品から食器まで消耗品を除く生活品は概ね備え付け |
支援制度の公式HP | 栗原市移住生活体験事業 |
小児医療費助成 | 通院:高校生まで、入院:高校生まで |
介護保険料基準額 | 5,960円/月 |
病院数 | 5ヶ所 |
1万人あたり病床数 | 112.2床 |
保育所数 | 14ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | 8ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 39.6ヶ所 |
気候 | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温 | -0.6℃ | 9.1℃ | 21.8℃ | 13.1℃ |
平年降水量 | 37.3mm | 104.6mm | 176.9mm | 113.9mm |
白石市(しろいしし)
白石市では、子育て世帯を対象に、周辺相場よりも2万円ほど安い家賃で住宅を提供しています。しかも、退居後3年以内に市内で住宅を取得した定住者は、子育て応援住宅の入居月数×家賃の3割が補助されます(要するにキャッシュバック)。
子育て応援住宅は、白石駅から600mほど北、国道113号線沿いの区画にあり、国道4号線への接続も容易です。スーパー・ホームセンター・コンビニが近いので、生活物資は全て近所で調達できる利便性の良い立地です。
人口 | 35,272人(平成22年~27年増減率:-5.7 %) |
地価水準(住宅地) | 18,786円/㎡(平成27年~28年変動率:-2.2%) |
主要交通など | 白石駅(仙台駅まで約50分)、白石蔵王駅(仙台駅まで約15分) |
注目の支援制度 | 子育て世帯に安価な賃貸住宅を提供 ・集合住宅3DK(白石駅まで徒歩9分、スーパーまで徒歩3分) ・家賃は30,500円~36,500円 ・中学校以下の子供が1人以上いること ・年収が家賃の36ヶ月分以上あること ・退去後に市内で住宅を取得すると補助金制度あり |
支援制度の公式HP | 子育て応援住宅入居者募集中 |
小児医療費助成 | 通院:中学生まで、入院:中学生まで |
介護保険料基準額 | 5,100円/月 |
病院数 | 3ヶ所 |
1万人あたり病床数 | 203.7床 |
保育所数 | 8ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | 3ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 40.5ヶ所 |
気候 | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温 | 1.1℃ | 10.2℃ | 22.0℃ | 14.1℃ |
平年降水量 | 43.1mm | 97.3mm | 178.5mm | 122.5mm |
刈田郡七ヶ宿町(しちかしゅくまち)
宮城県の最南西部、奥羽山脈(蔵王連峰)の麓にある町で、生活の不便さから人口減少が進んでいます。宮城県で最も人口の少ない自治体ですが、全国でも類を見ない支援制度を実施しており、その背景には七ヶ宿ダムの豊富な固定資産税収入があります。
住宅においては移住者に新築住宅を賃貸し、20年間居住すると土地付きで無償譲渡されます。さらに、子育て応援支援金が出生と入学ごとに支給され、何かと出費が多い入学時をサポートしているので、子育てをするつもりの移住者なら非常に助かるでしょう。
人口 | 1,461人(平成22年~27年増減率:-13.8 %) |
地価水準(住宅地) | 4,495円/㎡(平成27年~28年変動率:-2.1%) |
主要交通など | 仙台市・仙台空港から車で約1時間20分 |
注目の支援制度 | 住宅の無償譲渡 ・概ね40歳未満の夫婦で中学生以下の子供がいること ・住宅は入居が決まってから新築 ・20年間は家賃35,000円で賃貸 ・20年後に土地と建物を無償譲渡 子育て応援支援金 |
支援制度の公式HP | 地域担い手づくり支援住宅 子育て応援支援金 |
小児医療費助成 | 通院:高校生まで、入院:高校生まで |
介護保険料基準額 | 4,050円/月 |
病院数 | - |
1万人あたり病床数 | - |
保育所数 | 1ヶ所 |
介護老人福祉施設数 | 1ヶ所 |
1万人あたり飲食店 | 39.4ヶ所 |
気候(高畠) | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 |
平均気温 | -1.2℃ | 9.0℃ | 22.6℃ | 12.7℃ |
平年降水量 | 110.5mm | 66.4mm | 157.9mm | 101.2mm |