四国地方で移住してみたい市町村

関西よりも東に住んでいると、身近に感じることがない四国は、名産品や巡礼地(八十八箇所)のイメージしかないのかもしれません。それぞれ特徴のある四国4県ですが、大きな島として全体を見たとき、考慮すべき点があるのは確かです。

四国には大都市がないため、各県の県庁所在地に人口は集中しており、インフラの整った地域は限られています。特に、東西に広い愛媛県・高知県では、住む場所で生活利便性は大きく変わりますので、求めている生活水準とのマッチングを考えましょう。

また、愛媛県西部は、平成30年の西日本豪雨で大きな被害を受けました。すぐに移住しようとする人は少ないと思いますが、しばらくは移住者の受け入れどころではない状況ですから、復旧するまでは自重するべきです。

四国への移住で注意したいこと

四国は鉄道網の整備が十分ではなく、ずいぶん前からある新幹線構想は、いまだに実現できていません。どこでも車は不可欠ですが、どうしても車がない場合は、松山市・高松市と周辺の私鉄沿線なら住みやすいでしょう。

本州との連絡では、高知県を除いて各県に連絡路があり、徳島県は兵庫県と、香川県は岡山県と、愛媛県は広島県と結ばれています。高速バスが充実しているので、思ったほど本州への移動に苦労はしません(香川県と岡山県には鉄道もあり)。

ただし、高速バスは乗降できるターミナルが限られる性質から、頻繁に利用する場合は移住先の選定に注意してください。自家用車の場合でも、各連絡路は通行料金がかかるため、その費用負担を計算しておく必要があります。

また、4県の中では、良くも悪くも高知県の特色が強いです。四国山地で隔てられた地形、人口減少、賃金水準の低さなどマイナス面が多い一方で、自然・食べ物・人は抜群に良いという声も聞こえ、田舎暮らし向きだと言えます。