人口1,000人あたり社会体育施設数ランキング

都道府県 市区町村 人口 社会体育施設数 1,000人あたり
群馬県 吾妻郡草津町 6,518 40 6.1
広島県 山県郡安芸太田町 6,472 36 5.6
北海道 川上郡標茶町 7,742 37 4.8
北海道 標津郡標津町 5,242 25 4.8
徳島県 那賀郡那賀町 8,402 37 4.4
茨城県 東茨城郡大洗町 16,886 73 4.3
山形県 西村山郡西川町 5,636 24 4.3
岩手県 岩手郡葛巻町 6,344 27 4.3
北海道 岩内郡共和町 6,224 26 4.2
愛知県 北設楽郡設楽町 5,074 21 4.1
高知県 幡多郡黒潮町 11,217 46 4.1
鹿児島県 肝属郡錦江町 7,923 32 4.0
北海道 上川郡東川町 8,111 32 3.9
広島県 神石郡神石高原町 9,217 36 3.9
北海道 足寄郡足寄町 6,990 26 3.7

※人口は平成27年国勢調査人口
※社会体育施設数は平成27年度社会教育調査
※人口が5,000人未満の自治体を除く

社会体育施設という用語を聞いたことはないかもしれませんが、簡単に説明すると「一般利用可能な公共スポーツ施設」のことです。民間が設置した施設や、特定の人だけが利用する施設は含まれていません。

社会体育施設には、運動場、体育館、野球場、テニスコート、プールなどの他、海水浴場、キャンプ場なども含まれており、多ければ多いほど体を動かす場所に恵まれた環境と言えるので、スポーツ・アウトドア好きなら気になるでしょう。

その一方、社会体育施設は自治体に費用負担が生じているとも考えられ、無駄に施設が多い自治体は、財政への圧迫が懸念されます。なお、人口の少ない自治体ほど上位に来る傾向があるため、人口5,000人以上の自治体を対象にしました。

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第1位:群馬県吾妻郡草津町(くさつまち)

草津温泉を始めとする温泉リゾート地として全国に知られ、標高が高く夏でも過ごしやすいのが草津町の特徴です。公衆温泉が多くあるだけでも魅力的な町ですが、人口あたり社会体育施設数でトップになりました。

注目すべきは総合運動場で、6面あるグラウンドのうち、天然芝4面、人工芝1面、クレー1面の充実ぶりです。このあたりは、さすがプロサッカーチーム(ザスパクサツ群馬)発祥の地といったところでしょうか。

草津町の財政は観光収入が大きいと推測でき、財政力指数0.80(平成26年度)は、群馬県内で8番目に高い数字です。ただ、鉄道がなく交通に不便な高原地帯の割には、住宅地の地価水準が3万円/㎡を超えるので、住むには割高感があるかもしれません。

ちなみに、人口あたりのふるさと納税収支でも上位に入るため、草津町は今のところ収入に恵まれている状況です。

第2位:広島県山県郡安芸太田町(あきおおたちょう)

安芸太田町は広島市の北西部と隣接しており、高速を使えば広島市中心部まで1時間ほどです。2町1村が合併してできた経緯から、旧町村の施設が存続する形で、人口あたりの施設数は多くなっています。

体育館と音響設備付きの多目的ホールがある戸河内ふれあいセンター、バレーコートなら3面、バドミントンコートなら6面が取れる加計体育館、多目的グラウンド・プールも複数あります。他に、国内外の大会が開かれる本格的なライフル射撃場があります。

土地柄、自然には恵まれているので、施設外でも体を動かす場所に困る地域ではないですが、対照的に懸念材料は医療・介護分野の充実で、町内に総合病院は1つしかありません。この点は、町民アンケートでも重要度が高い項目です。

しかし、病院(診療所を除く)のない自治体が全国に数多くあることを考えると、総合病院のある安芸太田町は、むしろ移住先として評価を上げても良いでしょう。

第3位:北海道川上郡標茶町(しべちゃちょう)

北海道東部(道東)の釧路市から、釧路湿原と並走するように走る国道391号を北進すると、標茶町の市街地に入ります。釧路湿原国立公園のうち、約12,000haを標茶町が占めており、町にとって釧路湿原は切っても切れない関係です。

主な社会体育施設は、トレーニングセンター(体育館+トレーニングルームなど)、多目的運動場、野球場、プール、ふれあいプラザゆう(ゲートボール・テニス)で、一通りのスポーツはカバーされており、武道館(柔道・剣道)もあります。

また、道東は全体的に夏が涼しく、冬は雪の少ない地域で、過ごしやすい気候から移住候補として人気です。釧路湿原の雄大な自然を間近にしながらの毎日は、北海道に憧れを持つ移住希望者の中でも、とりわけ静かな生活を望む人に向いているでしょう。

第4位:北海道標津郡標津町(しべつちょう)

知床半島の東側付け根に位置する標津町は、第3位の標茶町と混同しやすいので注意してください。標津町は根室管内、標茶町は釧路管内です。両町の中心部は、約70km離れています。

標津町には、総合体育館、野球場、スケートリンク、プールなどの施設があり、驚くのはこれらの施設が無料開放されていることです。決して豊かな財政ではありませんが、町民のスポーツ振興に熱心な点は評価できます。

また、標津町の忠類川では、8月中旬~11月初旬まで、調査目的のサケ・カラフトマス釣りが行われます。河川でのサケ釣りは全国的にとても稀少なので、釣り好きならそれだけでも標津町に住みたくなるのではないでしょうか。

第5位:徳島県那賀郡那賀町(なかちょう)

徳島県の中南部にある那賀町は、山間部の景観に優れた町で、最近はドローンのイベント・利用推進に力を入れています。また、全長87.7㎞(町内約60km)の町道剣山線は、大部分が未舗装の林道となり、オフロードツーリングが趣味の人に最適コースです。

3町2村が合併した那賀町では、それぞれの地区に体育館やグラウンドが整備されていますが、東西に広い町域のため、町内全体の施設を使うには少々難があります。それは即ち、住む場所によって生活利便性も変わってくることを意味します。

例えば、最東部の鷲敷地区からは、阿南市の市街地に約30分で行けるのに対し、最西部の木頭地区では、徳島県内よりも高知県内(南国市まで約40分)に向かうほうが便利なので、移住の際には地区の選別にも注意が必要です。

また、移住体験用に用意されたシェアハウス(個室5部屋)の人気が高く、満室になっている状況も確認できました。利用を考えている場合は、空き状況を随時チェックしましょう。

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