人口10,000人あたり図書館数ランキング

都道府県 市区町村 人口 図書館数 10,000人あたり
宮崎県 東臼杵郡美郷町 5,480 3 5.5
広島県 山県郡安芸太田町 6,472 3 4.6
福井県 南条郡南越前町 10,799 3 2.8
長崎県 南松浦郡新上五島町 19,718 5 2.5
山口県 大島郡周防大島町 17,199 4 2.3
愛媛県 西予市 38,919 9 2.3
岡山県 久米郡美咲町 14,432 3 2.1
広島県 安芸高田市 29,488 6 2.0
新潟県 佐渡市 57,255 11 1.9
山梨県 西八代郡市川三郷町 15,673 3 1.9
鹿児島県 志布志市 31,479 6 1.9
広島県 庄原市 37,000 7 1.9
長野県 飯田市 101,581 19 1.9
福井県 丹生郡越前町 21,538 4 1.9
広島県 世羅郡世羅町 16,337 3 1.8

インターネットで情報を得るのが当たり前になった現代でも、依然として図書館の人気は健在です。子供向けの絵本から、高価で入手しにくい専門書、絶版の書物など、図書館が充実していると地域住民の生活が豊かになることは確かでしょう。

ほとんどの自治体に図書館は存在することから、単純なランキングでは、人口の少ない自治体が上位に来ます。そのため、図書館数が3以上の自治体に限定しました。ただし、各図書館の蔵書数は考慮していません。

したがって、人口あたりの図書館数が多くても、蔵書数が多いとは限らないことに注意してください。利用者にとって、図書館は多いに越したことはない施設ですが、数は少なくても規模の大きな図書館のほうが、役に立つケースもあるからです。

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第1位:宮崎県東臼杵郡美郷町(みさとちょう)

宮崎県の北部、山間の静かな美郷町は、町域の北東が旧北郷村、中央が旧西郷村、南西が旧南郷村にあたり、この旧3村にそれぞれあった図書館が、合併で美郷町立に変わったため人口あたりで第1位となりました。

【図書館の主な利用条件】

  • 1人5冊まで、貸出期間2週間
  • 蔵書数:不明
  • 休館日:月曜日、祝日、年末年始等
  • 町内の他の図書館に返却可能

宮崎県では、県立図書館の蔵書を市町村立図書館に取り寄せて借りることが可能で、美郷町のような中心部から離れた地域では、とても便利なサービスと言えるでしょう。有料の宅配サービスもあります。

旧3村に人口の偏りは少なく、あえて比較するとすれば、日向市に近く町の中心となる西郷地区か、延岡市と近い北郷地区が住みやすいかもしれません。2018年10月には、両地区に移住体験住宅が整備されて下見しやすくなりました。

第2位:広島県山県郡安芸太田町(あきおおたちょう)

120万都市の広島市中心部から北東に約50km、安芸太田町は島根県との県境にある小さな町です。町立図書館本館、筒賀分室、戸河内分室の3施設で約7万冊の蔵書を抱えます。

【図書館の主な利用条件】

  • 本館・分室あわせて1人13冊まで、貸出期間2週間
  • 蔵書数:本館45,176冊、筒賀分室9,736冊、戸河内分室14,116冊
  • 休館日:施設によって異なる
  • 移動図書館あり

広島市に近い(安佐北区・佐伯区と接する)こともあって、安芸太田町は広島市への人口流出が止まらず、平成22年~27年の人口増減率は-10.8%でした。ただし、町民アンケートでは76%が住み続けたいと答えており、流出人口の多くは若者です。

買い物や職場・医療面では不便ですが、これは地方の小規模自治体に共通ですし、安芸太田町の場合には広島市が近いので、そこまで深刻に考える必要はないでしょう。高速を利用した遠距離通勤には、町から1/2の補助があります。

第3位:福井県南条郡南越前町(みなみえちぜんちょう)

福井県中央部の南越前町は、概ね急勾配の山地が占めており、福井市方面(北側)から続く平野部に市街地があります。町西部の海岸線は、いかにも「日本海」といった海岸段丘で、越前加賀海岸国定公園に指定されています。

【図書館の主な利用条件】

  • 1人10冊まで、貸出期間2週間
  • 蔵書数:不明
  • 休館日:月曜日、第3日曜日、年末年始等
  • 町内の他の図書館に返却可能、ブックポストあり

近畿地方と北陸地方の連絡では、南越前町を必ず通る位置付けから、南越前町は交通インフラに恵まれており、鉄道・国道・高速道路のいずれも利用可能です。車がない場合には、快速が止まる南条駅か今庄駅の周辺が移住先候補でしょう。

なお、北陸新幹線が延伸されても、南越前町に停車駅はできませんが、すぐ隣の越前市にできる南越駅は、南越前町の市街地からアクセスしやすい位置です。400年の歴史があると言われる今庄そばも魅力の1つ。

第4位:長崎県南松浦郡新上五島町(しんかみごとうちょう)

平成30年6月、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産が、世界文化遺産に登録されました。新上五島町には、その構成資産である「頭ヶ島の集落」が含まれます。代表的な建造物は頭ヶ島教会です。

【図書館の主な利用条件】

  • 1人10冊まで、貸出期間2週間
  • 蔵書数:不明
  • 休館日:施設によって異なる
  • 移動図書館あり

新上五島町は、大小あわせて約140の島々からなる五島列島のうち、北東部の中通島を中心とする人口2万人弱の町で、頭ヶ島教会のある頭ヶ島には上五島空港がありますが、定期便は就航していません。

したがって、新上五島町から島外への交通手段は、博多・長崎・佐世保との船便です。世界遺産登録による観光客の増加に評価が分かれるとはいえ、風光明媚な景色と共に暮らす離島生活は悪くないですし、観光産業に需要がある点も心強いでしょう。

第5位:山口県大島郡周防大島町(すおうおおしまちょう)

離島の周防大島(屋代島)を町域とする周防大島町では、旧久賀町・旧大島町・旧東和町・旧橘町に1つずつあった図書館が、合併で周防大島町立になりました。蔵書数は不明ですが、各集落に図書館があるのは助かります。

【図書館の主な利用条件】

  • 1人10冊まで、貸出期間2週間
  • 蔵書数:不明
  • 休館日:施設によって異なる

周防大島は、東部と西部で利便性が異なり、本州本土と近い西部のほうが便利です。ただし、最東部(伊保田地区)から最西部(大島地区)までは車で約45分なので、車があればどこに住んでも買い物に困るほどの住環境ではありません。

また、西部と本州本土を繋ぐ大島大橋(全長1,020m、通行料無料)は、徒歩でも渡ることができます。そのくらい本土とは近く、少なくとも島の西部に住む限り、日常的に柳井市の市街地と行き来することになるでしょう。

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