空き家率の低い市町村ランキング

都道府県 市区町村 人口 住宅総数 空き家数 空き家率
宮城県 富谷市 51,591 17,210 710 4.1%
山形県 西村山郡河北町 18,952 6,070 260 4.3%
兵庫県 川辺郡猪名川町 30,838 12,890 590 4.6%
神奈川県 足柄上郡開成町 17,013 6,410 320 5.0%
山形県 東村山郡山辺町 14,369 4,840 250 5.2%
兵庫県 加古郡稲美町 31,020 11,130 600 5.4%
沖縄県 豊見城市 61,119 22,400 1,240 5.5%
埼玉県 比企郡滑川町 18,212 7,220 400 5.5%
福井県 丹生郡越前町 21,538 6,960 390 5.6%
宮崎県 東臼杵郡門川町 18,183 7,630 430 5.6%
長野県 北佐久郡軽井沢町 18,994 27,570 1,590 5.8%
宮城県 名取市 76,668 27,560 1,590 5.8%
群馬県 邑楽郡板倉町 15,015 5,310 320 6.0%
大阪府 三島郡島本町 29,983 12,970 800 6.2%
千葉県 白井市 61,674 23,590 1,460 6.2%

※人口は平成27年国勢調査人口
※住宅総数・空き家数(二次的住宅を除く)は平成25年住宅・土地統計調査
※概ね人口1万5千人未満の町村を除く
※福島県、政令指定都市の区を除く

空き家率の高い自治体と低い自治体を比較すると、空き家率が低い自治体は人口に対する住宅総数が少なく、世帯あたりの人数は多い傾向です。つまり、いわゆるファミリー世帯が定住している自治体は、空き家率が下がりやすくなります。

ファミリー世帯から支持されている地域は、一般的に住みやすい・子育てしやすい・割安感といったプラス材料が多いので、移住先としても有力でしょう。そして、空き家率の低さで上位の自治体が、決して大都市ではないことにも注目です。

なお、住宅・土地統計調査での空き家数には、いわゆる別荘に相当する二次的住宅が含まれているため、ランキングでは二次的住宅を空き家数から除外しています。

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第1位:宮城県富谷市(とみやし)

仙台市の北に隣接する富谷市は、ベッドタウンとして住宅開発が進み、著しい発展を見せています。人口・地価のいずれも上昇率が高く、合併を経ずに町から市へ移行した珍しい自治体です。

国道・高速道路が走る富谷市は、道路事情に恵まれている反面、市内に鉄道駅がありません。仙台市営地下鉄南北線の終点である泉中央駅(仙台市泉区)とは、バス利用を余儀なくされており、さらなる公共交通の充実が課題です。

ところが、地下鉄の延伸は仙台市が難色を示して期待できず、富谷市は新たな公共交通システムの導入を検討しています。仙台市内へのアクセス向上が実現すれば、なお一層の利便性向上から人が集まるでしょう。

第2位:山形県西村山郡河北町(かほくちょう)

山形県の中東部(村山地域)は、県都の山形市を中心とした都市圏を形成しています。河北町は、周辺にある東根市・寒河江市・天童市と共に、山形市のベッドタウンとして人気が高い自治体の1つです。

特に、隣接する東根市は、空港・新幹線駅・高速道路の全てが揃い、「さくらんぼ東根駅」の周辺にイオンなどの大型商業施設もできたことで、県内トップの人口増加率となりました。その東根市中心部から、河北町までは車で約15分です。

また、東根市中心部の地価水準(住宅地)が3万円台/㎡なのに対し、河北町中心部は2万円台/㎡なので、土地を取得しやすいことも大きいでしょう。町の南部は、東根市よりも寒河江市や天童市の市街地に近くなります。

第3位:兵庫県川辺郡猪名川町(いながわちょう)

兵庫県東部の猪名川町は、自然が残る北部と、ニュータウン開発によって人が集まる南部に分かれます。昭和後期以降、大阪市近郊の住宅地として爆発的に人口が増え、当時は人口7千人の町が、今では3万人を超えました。

ただ、最初に開発された南東部の日生ニュータウンに、能勢電鉄日生線の日生中央駅があるだけで、その他の住宅地からは鉄道利用が不便です。その点をクリアできれば、もっと需要があっても良い地域ではないでしょうか。

今後は、町南西部を産業拠点地区(物流拠点)とする計画が進行中ですが、ニュータウンは徐々に高齢化しており、人口が頭打ち状態です。車がないと不便な地域が多いことも、移住者を選ぶ要因の1つになっています。

第4位:神奈川県足柄上郡開成町(かいせいまち)

神奈川県南西部の小さな開成町が、順調に人口を伸ばしています。中心部の小田急開成駅周辺は、小田急グループによる住宅開発でずいぶんと変わりました。まさに、ファミリー世帯が移り住んできた町で、子供の人口比率も高いです。

これまでは、開成駅が各駅停車しか止まらず、東京都内へ向かう時間を短縮するには、隣の新松田駅(松田町)を経由するか、小田原駅(小田原市)まで行って新幹線利用でしたが、ホーム延伸で快速急行・急行の停車駅になります(2019年以降)。

したがって、利便性の向上から開成町は今後も人を集めるでしょう。横ばいからやや下落気味だった不動産価格は、上昇機運が高まっているので、移住するなら早いほうが良いのは確かです。

第5位:山形県東村山郡山辺町(やまのべまち)

第2位の河北町は、山形市の北に位置するのに対し、山辺町は山形市の西に隣接している点で、山形市内へのアクセスに優れています。山形市内へは車で約15分と近い他、左沢線の羽前山辺駅からは、山形方面に平日18本の列車があります。

山辺町の市街地は、羽前山辺駅のある東部の平地に集中しており、西部は山間地になるため、移住するとしたら東部になるでしょう。緑ヶ丘地区や近江地区には、住宅地が整備されて公園や総合体育館も近いです。

また、平均地価は山形市内の半額程度まで下がりますし、車で15分なら通勤は苦になりません。一方で、羽前山辺駅周辺の家賃相場は、山形市内とそれほど変わらないので(変わっても数千円)、どちらかというと戸建て向けの地域だと言えます。

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